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『ひとりサロン』のメリット・デメリットを解説

2023/10/25
 
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東京都二子玉川「小顔サロン door」オーナー。インスタグラムやYouTubeで独自の小顔法を公開中。

前回の記事(「ひとりサロン」のすすめ)で、

『ひとりサロンなら負けづらい』『ひとりサロンで楽しく稼ごう』という話をしました。

今エステサロンで従業員として働いている方、美容に興味があってこれからセラピストデビューする方、もし『独立』を検討しているであれば、すぐにでもやることをおすすめします。僕の提唱する『ひとりサロン』であれば、 リスクを最小限に抑え、楽しく稼ぐ事が可能です。  

 

今回は、『ひとりサロン』をやっていく上でのメリット・デメリットを紹介したいと思います。

 

ひとりサロンのメリット

 

①固定費(人件費・家賃・広告費)を最小化できる

サロン運営においての三大経費は『人件費・家賃・広告費』です。

人件費の値に比例して、家賃・広告費の値も大きくなります。人を増やせばサロンの敷地を広げないといけないし(家賃が上がる)、人を増やせばその分の集客に力を入れる(広告費)が必要になるからです。

従業員が多いサロンほど、サロンの売上は上昇します。しかしそれは、集客が成り立っていればの話です。集客が滞ると、固定費だけが重くのしかかり、サロン運営が苦しくなってきます。今回のコロナが特にそうです。

『ひとりサロン』という働き方を選ぶと、そのようなリスクはありません。

ひとりなので人件費は自分だけ、家賃も小さい部屋がひとつあれば十分(シェアサロンも可)、広告費も自分ひとりのお客さん分を集客出来ればいいので、頑張ればインスタやブログを使って広告費0円に出来るかもしれません。

こうなってくると、固定費がグッと抑えられます。 かなり安定したサロン運営が可能です。 

ひとりサロンの一番の強み、と言っていいでしょう。

 

②サロンワークに俊敏さと柔軟性が生まれる

僕の大好きな書籍、『小さなチーム、大きな仕事』にこんなフレーズがあります。

 「身軽である」というアイデアを受け入れよう。今この時あなたは最も小さく、最も無駄が無く、最も早い。会社が大きくなるにつれ鈍重になり、方向を変えるのに大きな力が必要になる。ビジネスの世界でも、物理の世界でも、おなじだ。 

何か新しいことを取り入れる際、スタッフ(部下)の承認が必要になります。「わたしの言う事だけ聞いて!」みたいなワンマンサロンオーナーならその必要はありませんが、たいていはそれだとスタッフは付いてきません…。スタッフの意見を聞き、ある程度全員の確認が取れてから『go』が出ると思います。

しかしひとりサロンだと、自分が思った通りのサロンワークが可能です。

「施術用の基礎化粧品はこっちのブランドにしてみようかな?」「新しくこんなメニュー作って出してみよう」「サロンの住所かえちゃお」とか。

最後のやつなんか究極ですよね…笑 「わたし海が好きなんで、来月からサロンを沖縄に移します」とか言われたらスタッフは「はあ〜??」って感じでしょうが、自分一人なら可能です。やるやらないは別として、 ひとりサロンは選択肢が大幅に増えますし、その実行スピードも早いです。 

他の大きなサロンには真似出来ないアイデアで、サロンワークが出来るでしょう。

 

③THE ”自由”

少し遅れて出勤しようが、予約がキャンセルになったから早めに帰ろうとか、ちょっと昼寝しようとか、時間空いたからスタバでだらだらしようとか、明日お客さんいないから休みにしようとか、ここ一週間休みにしちゃおうとか。お客様に迷惑をかけていなければ、何をやってもあなたの自由です。

「オーナーだったらそもそも自由じゃないの?」と思うかもしれませんが、実際はそうではありません。上記のような事をすると、スタッフから不満が出ると思います。「オーナーだけずるい」という感情は少なからずあるはずですし、示しが付かず、サロンワークの規律が乱れます。部下に対し、仕事の姿勢を”背中で見せる”ことは、オーナーが一番やるべきなのです。

しかし、『ひとりサロン』はその必要性はまったくありません。休みたいときは休めばいいし、帰っていいし、誰にも怒られません。

自分を律する最低ラインは保ちつつ、自由な働き方が可能です。

 『自分のペースで仕事をしたい』 という方には非常にマッチしますし、精神的にもかなりゆとりがありますよ。

 

ひとりサロンのデメリット

 

①お金持ちにはなれない

ひとりサロンは自分だけが従業員です。どんなに頑張っても月の売上には限界があります。

よってサロンオーナーは、人を増やし、ベットを稼働させ、売上を増やして、ポルシェを買います。(完全なる偏見です)

リスクを大きく取れば、リターンも大きく返ってきます。従業員やサロンの規模を増やして、うまくマネジメントし、ある程度軌道に乗ったら、部下に任せて自分はリタイア。ドバイに住み始めます。(完全なる偏見です)

実際そういうサロンオーナーはいらっしゃいますし、美容業界ではそういう出世の仕方がむしろ『セオリー』なのかもしれません。

しかし、ひとりサロンはそういう働き方ではありません。 リスクを最小限に抑え、コツコツ勝ち続けるスタイルです。 

もしあなたが「お金持ち」を目指すなら、ひとりサロンはおすすめ出来ません。

 

②替えが利かない

自分ひとりしか従業員がいないので、自分が休んだらサロンがストップしてしまいます。

風邪をひいたり、怪我をしたりすると、お客様を困らせ、自分も困ります。

年に1,2回くらいなら問題ないですが、常に体調を壊しやすい方は注意が必要。

 自己管理、体調管理が出来る人 でないと、ひとりサロンは難しいです。

 

③寂しくなってくる

ひとりなのでお客さん以外とは人と接することがありません。黙々と仕事に打ち込めますが、ずっとやっていると寂しくなってきます。

僕はもともとひとりが好きですし、性格上合っているはずなのですが、それでも寂しさや不安を感じたりすることがたまにあります。

『施術も自分、経営判断も自分』なので、だんだんとその重圧(プレッシャー)が辛くなってくる時期があります。

なので、 自分に良き相談相手(メンター)を見つけておくこと をおすすめします。

僕にもメンターがいるので、何かに迷った時はその方にアドバイスを伺ったりします。全く別業種の経営者ですが、自分にはない新しい知見を貰え、大変勉強になります。

経営者でなく、友人・パートナーでも構いません。話せる相手がいれば大丈夫です。

それさえもいないという方、僕が相談相手になりますよ^^なのでご心配なく。

 

まとめ

『ひとりサロン』の良い面と悪い面、どちらも紹介しました。

この働き方は良くも悪くも、 「自由であり、自己責任」 ということです。

そのバランスが取れる方は、ひとりサロンのメリットを享受でき、楽しく仕事が出来るでしょう。

それではまた!

 

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