「ひとりサロン」で勝つためには”物販”が必要である3つの理由
こんにちは!seitaです。
さて、今回は『物販』について語りましょう。
「うわ〜、物販は苦手なんだよな〜」そういうサロンオーナー様も多いかと思います。
しかし、物販を極めると”ひとりサロン”の道が大きく開かれますよ!
その理由を3つに分けて詳しく解説していきますね。
①売上の底上げ
まず一番シンプルに、物販をすれば売上が上がります。
もう少し丁寧に言うと 「客単価」 が上がります。
例えば常連のA様がいつも10,000円のメニューをやっているとします。そんなA様が5,000円の美容液を買ってくれました。そうすると客単価は15,000円になります。
今まではA様が3回来店したら30,000円でしたが、美容液を買ってくれたら2回来店で同じ30,000円となりました。これってすごいことだと思いませんか?
そして化粧品やサプリメントの特性として 『継続性』がある ということ。
皆さんもそうだと思いますが、気に入った商品であればその後も使い続けますよね?1回買ったら終わり、ではありません。これは化粧品・サプリメントの特性です。
5,000円の美容液をA様だけじゃなく、B様もC様も、合計10名の方に気に入って下さったとします。
そうすると合計五万円の売上です。しかもこの10名の方が使い続けてくれる限り、 毎月五万円の売上 が計上されていきます。
これが 物販の”強さ” です。
毎月五万円の収入であれば、一ヶ月分のサロン光熱費(ガス・水道・電気・通信費)などを賄えるのではないでしょうか?地方のサロンであれば家賃にも該当するかもしれません。
サロン運営を円滑に進めてくれることでしょう。
②自分の”時間外”の売上であること
「単価アップならオプションを取ればいいのでは?」そう思うオーナーさんもいるかもしれません。しかし、オプションと物販には大きな違いがあります。それは、 『時間』 です。
施術やオプションというのは自分が稼働する事によってのみ対価が発生します。施術人数でいうとエステサロンであれば一日4~5人が限界ではないでしょうか?
私たちの体はひとつしかありません。オプション(施術)に関しても考え方は同じ。結局の所「時間の切り売り」でしか利益を得る事が出来ません。自分ひとりでサロンワークをやっている以上、ある一定のところまで達すると”売上の限界”が見えてきます。
しかし物販は違います。物販の売上にかかる作業時間はほぼ0秒です。商品を持ってきてお会計時にピッとやるだけ。
厳密にいうと、一番最初だけ商品を説明するための時間は必要です。しかし一度気に入ってくれれば、もう説明する必要はありませんよね。
僕の場合はYoutubeを活用して 「一番最初の説明」さえも排除 しています。商品説明をした動画をあらかじめ制作しておいて、あとはそのリンクをお客様に送るだけ。気になって下さったお客様は、次回の来店時に商品を購入して下さいます。ここまでくるとかなりオートマチックな作業になってきます。
↑「あとでこれ見て下さい♪」だけで済むので、お客様に変な押し売り感もなく便利ですよ。Youtubeが難しいという方はブログでもいいと思います☆
③自分の刺激(学習)につながる
物販を扱うということは、同時に自分の学習にもつながります。
美容のトレンドをキャッチしたり、成分表など、自然と知識が蓄えられていきます。
物販を取り入れる際には、そのメーカーの担当者さんと知り合う事になります。担当者さんはいつも有益な美容情報や新作商品の情報をDMなどで送ってくれます。
メーカー独自のセミナーが開催されていることも多く(最近はzoom)、勉強会で自分の知識とスキルアップも期待できます。
「何か良いものないかな?」と常にアンテナを張っていられることは、とても重要です。
ひとりサロンをやっていると、自分しかいないので、サロンのサービス、雰囲気、ないしは自分の仕事のモチベーションが、だんだんとマンネリ化する恐れがあります。
たまには違うところから情報を得たり、違う人とセッションすることで、常に新しい自分(サロン)を保つことが可能です。
セミナーに行くと別のサロンオーナーに出会う事も多く、新しいつながりが生まれる可能性もあります。
売上アップという面だけでなく、 『知見を広げる』という面 でも、物販を取り入れる価値は十分にあると思います。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は物販を始めるべき3つの理由を説明しました。
最後に重要なことをひとつ。それは、
『本当に好きな商品を届ける』 ということ。
サロンで販売する商品を選ぶ際、流行っているから、利益率が高いから、などの理由で選んではいけません。そんな動機で選び、陳列しても、お客様は買ってくれません。
いくら上手なセールストークをしても、自分が使って本当に良いと思った商品でなければ、お客様が買ってくれることはないでしょう。
商品を売る、というより『商品を届ける』というイメージで接客を心がけると、良い結果が生まれるのではないかと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました!